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パスワード・復旧

Apple アカウント(旧Apple ID)のパスワードを忘れたときの復旧手順

公開日:2026年10月27日 / 最終確認日:2026年10月27日 / ONEQ 編集部

この記事の要点(先に結論)

  • まず試すのはサインイン済みの自分のiPhoneやMac(信頼できるデバイス)でのパスワード変更です。端末のパスコードで本人確認でき、最も早く確実です。
  • 手元にない場合は、家族の端末の「Apple サポート」アプリや iforgot.apple.com からリセットします。信頼できる電話番号や復旧用連絡先のコードが使えます。
  • それでも本人確認できないときは「アカウントの復旧」を申請します。数日以上かかることがあり、Appleサポートに頼んでも短縮されません。
  • 復旧キーを設定している場合は通常の復旧が使えず、復旧キーと信頼できる電話番号が必要です。紛失するとAppleも再発行できません。

Apple アカウントの復旧は「本人確認の手段」で決まる

Apple アカウント(2024年以降、Apple IDから名称変更)のパスワードを忘れても、多くの場合は正規の手順で取り戻せます。鍵になるのは、Appleが本人だと確認できる手段がどれだけ残っているかです。主な手段は次のとおりです。

手元に残っている手段が多いほど、早く確実に戻せます。以下、早い順に手順を説明します。

手順1:自分の信頼できるデバイスでリセットする

まだサインインしたままのiPhoneやMacがあれば、それが一番の近道です。

  1. iPhoneで「設定」を開き、一番上の自分の名前をタップします。
  2. 「サインインとセキュリティ」→「パスワードを変更」をタップします。
  3. iPhoneのパスコードを入力し、新しいパスワードを設定します。

Macの場合は「システム設定」→自分の名前→「サインインとセキュリティ」から同様に変更できます。端末のパスコードが本人確認の役割を果たすため、待機期間はかかりません。

手順2:家族や知人の端末、ウェブから「パスワードをお忘れですか?」

借りたiPhoneやiPadを使う

  1. 家族などのiPhoneで「Apple サポート」アプリを開きます。
  2. 「サポートツール」の「パスワードのリセット」を選び、「他のユーザをサポート」を選びます。
  3. ご自身のApple アカウントのメールアドレスまたは電話番号を入力し、画面の案内に従います。

端末の持ち主のアカウントには影響しません。Apple Storeの店頭デバイスでも同様の手順が案内されています。

ウェブ(iforgot.apple.com)を使う

ブラウザで iforgot.apple.com を開き、アカウントのメールアドレスや電話番号を入力します。信頼できるデバイスが近くにあればそちらでの変更に案内され、なければ信頼できる電話番号に届く確認コードなどで本人確認を進めます。

注意:「Apple アカウントがロックされました」といったSMSやメールのリンクから入力するのは避けてください。必ず自分でアドレスを入力するか、設定アプリから操作しましょう。

手順3:本人確認できないときは「アカウントの復旧」

信頼できるデバイスも電話番号も使えない場合は、「アカウントの復旧」を申請します。これは、本人以外が不正に乗っ取ることを防ぐために、あえて時間をかけて確認する仕組みです。

  1. iforgot.apple.com などで手順を進め、アカウントの復旧を申請します。連絡を受け取れる電話番号を入力します。
  2. 申請から72時間以内に、アクセスを取り戻せる日時が書かれた確認の連絡が届きます。
  3. 待機期間が終わると、申請時の電話番号にテキストまたは自動音声で手順が届きます。その案内に従ってアクセスを取り戻します。

待機中にやってはいけないこと

状況は iforgot.apple.com で確認できます。その際は、申請時と同じメールアドレスと電話番号を入力してください。

復旧キーと復旧用連絡先:便利だが、仕組みを理解して使う

機能役割と注意点
復旧キー28文字のコード。設定すると通常のアカウントの復旧は使えなくなり、復旧キーと信頼できる電話番号でリセットします。紛失してもAppleは再発行できません。
復旧用連絡先信頼できる人を最大5人まで指定。復旧時にその人の端末に6桁のコードが表示され、それを伝えてもらいます。相手があなたのアカウントにアクセスできるわけではありません。

復旧キーを使う人は、印刷して自宅の安全な場所に保管し、信頼できる電話番号も常に最新にしておきましょう。復旧用連絡先は、Appleが誰を指定したかを把握しない仕組みのため、誰に頼んだかを本人が覚えておく必要があります。どちらも「設定」→自分の名前→「サインインとセキュリティ」から設定できます。

亡くなった家族のApple アカウントの場合

ここまでの手順は、本人がアクセスを取り戻すためのものです。故人のアカウントのパスワードを家族がリセットすることはできません。故人のデータが必要な場合は、Appleの「デジタル遺産」の手続き(故人アカウント管理連絡先、または相続人としての申請)を使います。詳しくは故人のiPhoneとApple「故人アカウント管理連絡先」をご覧ください。

どのアカウントに何を登録していたか分からなくなっている場合は、まず手がかりを整理することから始めましょう。ONEQ は、ご自身のパソコンの中だけで動き、ブラウザやiPhoneのバックアップに残る手がかりから、利用しているサービスを根拠付きで一覧にするアプリです(技術検証版・配布準備中)。パスワードの突破は行わず、各社の正規の復旧窓口へ案内します。

よくある質問

アカウントの復旧にはどれくらいかかりますか?

Appleは「数日またはそれ以上」かかる場合があると案内しています。具体的な日時は、申請から72時間以内に届く確認の連絡に記載されます。

Appleサポートに電話すれば早く復旧できますか?

できません。待機期間はセキュリティのために設けられており、サポートに連絡しても短縮できないとされています。

復旧キーをなくし、信頼できるデバイスもありません。

復旧キーを設定している場合、通常のアカウントの復旧は使えず、Appleも復旧キーを再発行できません。サインイン済みの端末が残っていないか、まず家中を確認してください。最新の対応はAppleの公式ページで確認しましょう。

復旧用連絡先に指定した人は、私のデータを見られますか?

見られません。復旧用連絡先は、あなたが復旧するときに必要なコードを伝える役割だけで、アカウントにはアクセスできません。

参考にした公式情報

最終確認日:2026年10月27日

各社の手続き・必要書類・法令の運用は変更されることがあります。実際に手続きをする前に、必ずリンク先の公式ページで最新の内容をご確認ください。本記事は一般的な情報提供であり、個別の法律・税務の助言ではありません。